2022年9月 会山行案内

定例会山行「第17回視覚障害者全国交流登山大会」

山名 第17回視覚障害者全国交流登山大会(大分大会)」
標高差 オプショナルツアー・由布岳:約730m
オプショナルツアー・飯盛ヶ城:約220m
山域 本大会:大分(経塚山及び志高湖・別府東山ハイキングコース)
オプショナルツアー:由布岳周辺
グレード 本大会:ミドル(G2)、ソフト(G1)
オプショナルツアー:G2(由布岳)、G1(飯盛ヶ城)
山行日 本大会:2022年9月23日(金、祝日 )〜25日(日)
※25日(日)〜26日(月)に、由布岳登山及び由布院温泉宿泊のオプショナルツアーを行います。
お申込 申込期限: 2022年6月28日(火)
申込みはできるだけメールでして下さい。
本大会への参加申込みは、全日程(2泊3日)での参加申込みを原則とします。オプショナルツアーへの参加は任意です、
申込みの際、@氏名(フルネーム)、A視覚障害の有無、B電話番号(出来るだけ携帯)、C保険加入の有無、D希望参加コース(ミドル又はソフト)、Eオプショナルツアー参加の有無を必ず明記して下さい。
サポーターの集まり具合によっては、視覚障害者人数の制限や参加コースを限定することもありますので、あらかじめご了承下さい。
オプショナルツアー・由布岳登山は、G2以上の実力の方限定とします。なお、サポーターが確保できることを条件に、G1クラスの方向けに同じ登山口から飯盛ヶ城を往復するコースを設定することも検討しますが、実施の有無は参加申し込み確定後に決定します。

※この山行には、会員外の方は参加は出来ません。
集合 集合場所・時間:羽田空港第2ターミナル・モノレールの改札口外に8:30集合
費用 参加費
1)本大会参加費 15,000円(会より15,000円を補助します)
2)オプショナルツアー参加費 16,000円(ホテル代及び25日〜26日のバス代を含む)
3)往復の航空運賃は、各自で負担して下さい。予約も各自で行って下さい。なお、早めに早割切符を予約した方が安い価格で入手できます。ご自分で予約が難しい方は、担当にご相談下さい。
持ち物 飲み水・雨具・ストック等一般的な登山用具、健康保険証コピ、身障手帳、洗面道具等、コロナウィルスワクチン接種証明又は陰性証明書
雨の場合 雨天決行
山の紹介 【ミドルコース(鹿鳴超連山・経塚山登山コース)】
日出町豊岡地区の背後に連なる山々が、その名も優しい鹿鳴超(かなごえ)の連山である。 その山々の中で、展望に恵まれて、初夏に花咲くミヤマキリシマツツジで知られているのが経塚山である。
JR豊後豊岡駅で降りたら、駅前の町並みを右手にたどる。国道10号線が海岸近くに出来る前の旧道である。左手に小学校が見えるから、その横の道に入って裏手に回り、北に向かう。
まもなく道が左右に分かれるので、右の道を選ぼう。左の道からの集落で、由来のある神社や魚見桜などもある。ゆるやかに登っていくと、最近完成した広域農道にぶつかる。そこに「こけし岩」がある。名前の通りコケシの形をした石が路傍に立っている。 農道を西に向かうと山田で、きれいな水が湧いている「山田通水」である。これから山道にさしかかるので水筒を満たしておきたい。
登山道は深い谷間に入っていく。ポイントで説明するように鹿鳴超には東西2つの峠があった。これはその西の方の峠に登る道だったもの。途中に一目城と呼ぶ石切場の跡もある。森の中の登りに汗をかいた後、峠にたどり着く。 広域農道の続きの舗装されたきれいな道が待っているから、一休みしたら左に向かう。600mほどもたどると左手に入る狭い車道がある。経塚山への小さい標識があるだけだから、見落とさないように。 車道を登るとマイクロウエーブなどの鉄塔があり、右にクサリを張った道の方に入るとやがて草道になり、山頂に立てる。
【ソフトコース(小鹿山・東山ハイキングコース)】
奥別府の名所・志高湖から伝説の小鹿山に登り、菖蒲で有名になった神楽女湖へ下ろうというコース。四季折々、いつでも良いが、とりわけ新緑と菖蒲の季節をおすすめする。
別府から枝郷行きのバスに乗り、志高湖で下車。駐車場から北側の湖畔に沿って歩き始めよう。一番奥まで行って左折、昭和天皇をお迎えして植樹祭が行われた際の植林地の端っこの分岐を北東に登ると船原峠に着く。 峠には標識が無いが、尾根筋には防火帯がきれいに切られているので、右に曲がり、これを伝っていく。小さなアップダウンの繰り返しの登山道で春や秋には小さな花が迎えてくれる。湖やあたりの山谷を眺めながら、のんびり進もう。 最後にはちょっと急な登りがある。雨上がりなどは滑りやすいので注意したい。
登り詰めれば小鹿山の山頂である。樹林帯などでの展望にはあまり恵まれないが、山頂奥の展望所からは樹間に別府の市街地をかいま見ることができる。
山頂から少年自然の家「おじか」までは急な下り、自然の家に泊まった少年達が良く登る道で、自然の家では「心臓破りの坂」とも呼んでいる。とはいえ距離はさほどはないし、転ばないように注意しておれば直ぐに着く。 自然の家から神楽女湖までは、小鹿山の南の麓を回って行く遊歩道で、ほとんど平坦と思ってよい。神楽女湖一帯は菖蒲の花のシーズンにはたいへんな賑わいを見せ、車も入りづらいが、その点、歩くのは気楽だ。 神楽女湖から志高湖までは舗装された遊歩道が付けられている。少し登り下りをするが、キャンプ場のところで志高湖湖畔にでる。
【オプショナルツアー・由布岳】
由布岳は、別名豊後富士とも称される標高1,583mの円錐形の山で、由布市と別府市の境に位置しています。湯布院盆地のどこからも独特の山容が望まれるランドマーク的存在です。
登山コースには、東登山口コース、正面登山口コース及び西登山口コースありますが、正面登山口コースが最も整備されていて登山者も多いコースです。
今回は 、別府駅からバスで由布登山口(正面登山口)に移動し、ここから登山を開始します。頂上には東峰と西峰がそびえる双耳峰となっていますが、西峰には「カニノヨコバイ」や鎖場があり危険が多いので、今回は西峰には寄らず登山口と東峰の間をピストンします。 東峰頂上からは、別府湾に高崎山など360度を見渡せる大パノラマが堪能できます。
往復で約5時間の行程を予定しています。
なお、G1クラス向けに、サポーターが確保できることを条件に、同じ正面登山口から飯盛ヶ城をピストンするコースも設定します。 飯盛ヶ城は、頂上から由布院盆地が一望できる、展望の良いところです。
歩行時間 由布岳 往復約5時間
飯盛ヶ城 往復約2時間30分
歩行距離 由布岳 約6q
飯盛ヶ城 約3.3km
日程 9月23日(金)
 8:30 羽田空港第2ターミナル モノレール改札口外に集合
 9:50 ANA2493便にて大分空港へ 11:35 大分空港着
 14:00 大会主催者手配のバス便にて会場入り
 15:00 順次到着・チェクイン
 17:00  開会式
 17:30  代表者会議
 18:30  夕食
 22:00  就寝
9月24日(土)
 6:30  起床
 7:30  朝食
 9:30  ミドルコース出発
 9:30  ソフトコース出発
 16:30  全員帰着、人員点検・入浴・休憩
 18:30  夕食交流会・閉
会式
 22:00  就寝 9月25日(日)
 6:30 起床
 7:00 朝食
 8:30 記念撮影
 8:40 別府駅に向け出発
 9:20 別府駅発由布院行きバスにて由布岳登山口へ 9:57由布登山口着
 10:10 由布岳登山開始(東峰までピストン、西峰は危険大のため回避)
 16:12 由布院行きバスに乗車、16:27由布院バスセンター着、由布院温泉のホテルに宿泊
※オプショナルツアー不参加の方のスケジュール
 9:00 大会主催者手配のバス便にて大分空港へ
 12:25 JAL668便にて羽田空港へ、13:35羽田空港着解散
9月26日(月)
 午前中由布院温泉観光
 13:55 大分空港行きシャトルバスにて大分空港へ、14:50大分空港着
 17:00 ANA2496便にて羽田空港へ、18:35羽田空港着・解散