2022年5月 定例山行報告

足柄古道 足柄峠(759m)・G2− : 5月29日(日)

天候:快晴

参加:25名(視覚障害者8名,健常者17名)

コースタイム概略 : 
新松田駅集合(8:30)・・・JR松田駅(8:47)→足柄駅(9:40)・・・(10:05)銚子ヶ淵(10:15)・・・(10:40)虎御前入口分岐(10:50)・・・ (11:10)虎御前石(11:20)・・・城址公園芭蕉句前(11:35)・・・(12:00)昼食(12:30)・・・(12:40) サンショウバラ鑑賞(13:00)・・・赤坂古道入口(13:45)・・・ 銚子ヶ淵(14:50)・・・(15:15)足柄駅(15:20)→(16:00)松田駅解散

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◆足柄駅で声出し、山行説明◆ ◆街並みを抜けて足柄古道へ向かう◆
◆銚子が淵で休憩◆ ◆虎御前石◆
快晴日和。新緑の陰と涼しい沢のそよ風で心地よさが続く歴史と自然のG2コース、楽しく賑わいながら山行しました。
カジカガエルの鳴き声が山道で出迎えてくれると、カニやら貝やらと小さな生き物を見つける人がいました。 そうかと思えば、「ヘビイチゴがあった」、「ヒトリシズカ咲いてる」、「こっちはフタリシズカ」、と、声も聞こえ始めます。
新緑が映える道中は、ところどころに赤いヤマツツジも咲いていました。そうして中腹ほどになると、澄み切った青空の下、大きく富士山が臨めました。山々が美しく映える絶好の日和、パノラマサイズの風景を収めようとカメラを構える登山客の嬉しげな後ろ姿は印象的でした。
頂上では、陽の光をいっぱいに浴びてか、僕達の期待をひしひしと感じていたからか、ピンク色のサンショウバラが生い茂って満開に咲いていました。よく見てみると確かに、葉っぱがバラのようでいて、サンショウの葉のような形をしています。サンショウの香りはしませんでしたが蜂さんは飛んでいました。綺麗な花にはつきものですね。
下山路になると、「ナラタケがあったかも」、「キイチゴがある」、「サイハイランばっかりで采配だらけだぁ」と、別の声も聞こえてきます。賑わい絶えない登山の終わりもカジカガエルが見送ってくれるのでした。
色んな目と耳を持つ人がいて、みんなそれぞれ好きなものを見つける。「(六つ星の山行だなぁ…)」と思いました。(Y.O 記)
◆足柄峠に向かう◆ ◆足柄峠からの富士山◆
◆足柄峠で富士山をバックに◆