山行報告2006
1月15日(日) のんびりG1 渋沢丘陵・震生湖(221m)
  | 天候 | 晴れ・曇り | 
  | 山域 | 丹沢南部 | 
  | 地形図 | 秦野 | 
  | 標高差 | 130m | 
  | コース | 小田急渋沢駅から徒歩、栃窪神社、展望広場、浅間台、震生湖、白笹稲荷、
			小田急秦野駅から電車で移動、鶴巻温泉「弘法の里湯」、小田急鶴巻温泉駅 | 
  | 歩程 | 3時間 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者7名、晴眼者18名、計25名(内会友1名) | 
  | 感想 | 前日の雨で空気が気持ちよく感じられ、尾根道は行き交う人もなくゆったり歩行を愉しむ。
	水仙が咲き始めた震生湖畔で日向ぼっこをしながら昼食。関東三大稲荷の白笹稲荷では今年1年の六つ星山行の安全を祈る。 | 
		
1月29日(日) 山遊G2 日和田山(305m)・物見山(375m)  
  | 天候 | 曇り | 
  | 山域 | 奥武蔵 | 
  | 地形図 | 飯能 | 
  | 標高差 | 267m | 
  | コース | 西武線高麗駅から徒歩、日和田山、物見山、ユガテ、福徳寺、東吾野駅 | 
  | 歩程 | 5時間 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者6名、晴眼者19名、計25名(内会友2名) | 
  | 感想 | 岩場の上からの巾着田と高麗の里の見晴らしはまさに絶景かな。
	山頂からは新宿・池袋・さいたま新都心の高層ビルと広大な関東平野が一望できた。
	「北向観音」はお堂が新調され照れくさそうに北を向いていたのはご愛嬌。 | 
	
2月19日(日) 山遊G2 浅間嶺(903m)
  | 天候 | 晴れ | 
  | 山域 | 奥多摩 | 
  | 地形図 | 猪丸、五日市 | 
  | 標高差 | 500m | 
  | コース | JR五日市駅からバス、上川乗から徒歩、浅間嶺、松生山、小岩分岐、
	小岩からバスで五日市駅 | 
  | 歩程 | 4時間30分 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者7名、晴眼者13名、計20名 | 
 
  | 感想 | 「2時間の登山で雪山気分」をアピールしたが、風はなく穏やかな日差し、
	道は落ち葉のふわふわ絨毯。雪がなかったことが唯一残念。トップから大きな落石があったと注意の指示。
	下方には大人が抱えきれないような大きな石が幾つも落ちており、慎重且つ素早く一気に通り過ぎた。
	事前の準備を万全の体制で臨んだつもりだが、目前で落石が起こると登山は常に危険と隣あわせのスポーツであると
	再認識させられ、身の締まる幕引きとなった。 | 
2月26日(日) 山楽G3 大沢山(1459m)
  | 天候 | 雪・みぞれ・雨 | 
  | 山域 | 御坂山塊 | 
  | 地形図 | 笹子、河口湖東部 | 
  | 標高差 | 857m | 
  | コース | JR笹子駅から徒歩、稲村神社、送電鉄塔、大沢山、送電鉄塔、稲村神社、JR笹子駅 | 
  | 歩程 | 6時間 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者4名、晴眼者11名、計15名(内会友1名) | 
  | 感想 | 雨が雪に変わり地元の人も驚きと心配顔で見送ってくれた。この季節様々な天候と
	その対応を経験でき、山の厳しさ面白さを受け止め感じることが出来た。欲を言えば冬の雨よりシットリした
	春の雨の方がいいなと思った。 | 
3月4日(土)〜5日(日) 山楽G3 北八ヶ岳・横岳(2480m)
  | 天候 | 晴れ | 
  | 山域 | 八ヶ岳 | 
  | 地形図 | 蓼科 | 
  | 標高差 | 200m | 
  | コ ー ス | JR蓼科駅からタクシー、ビラタスロープウェイ山麓駅、山頂駅から徒歩、縞枯山荘、
	縞枯山・展望台(往復)、縞枯れ山荘(泊)、坪庭、横岳(往復)、山頂駅、山麓駅からバスでJR茅野駅 | 
  | 歩程 | 1日目2時間  2日目3時間30分 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者4名、晴眼者8名、計12名(内会友1名) | 
  | 感想 | ルートはよく踏まれアイゼンが良く効く、久振りに雪を踏みしめる感触が心地よい。
	休憩無しで登りきる。樹の葉先から下がった30cm程のツララを視障者も手で鑑賞。
	2日目横岳山頂からの展望は360度素晴らしかった。 | 
3月12日(日) のんびりG1 日の出山(902m) 
  | 天候 | 曇り時々晴れ | 
  | 山域 | 奥多摩 | 
  | 地 図 | 武蔵御岳 | 
  | 標高差 | 登り70m  下り700m | 
  | コース | JR御嶽駅からバス、滝本からケーブルカー、御岳山頂駅から徒歩、日の出山、梅の公園、
	JR日向和田駅 | 
  | 歩程 | 5時間50分 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者10名、晴眼者15名、計25名 | 
  | 感想 | 1台の路線バスに全員が乗車出来なかったり、下山で時間がかかって梅の公園の
	花見が出来なかったり、下見では想定出来なかったことが起こったが、皆さんのご協力で全員無事下山でき感謝、
	有難うございました。 | 
3月26日(日) 山楽G3 大高山(493m) 
  | 天候 | 曇り | 
  | 山域 | 奥武蔵 | 
  | 地形図 | 原市場、飯能 | 
  | 標高差 | 300m  累積標高差870m | 
  | コース | 西武線吾野駅から徒歩、前坂、大高山、天覚山、東峠、久須美峠、武蔵横手駅 | 
  | 歩程 | 6時間10分(休憩含む) | 
  | 参加人員 | 視覚障害者8名、晴眼者11名、計19名(内会友2名) | 
  | 感想 | 標高の低い山にも拘らず上り下りが多く歩きがいがあり、バスを使わないので
	時間を気にすることもなく、里から近いのに犬の鳴き声、自動車や電車の音が聞こえず、静かな山歩きが出来た。 | 
4月8日(土) のんびりG1 今熊山(505m)
  | 天候 | 晴れ時々雨 | 
  | 山域 | 奥多摩 | 
  | 地形図 | 五日市 | 
  | 標高差 | 315m | 
  | コース | JR武蔵五日市駅から徒歩、上町、広徳寺、今熊山、今熊神社(昼食)、上町、武蔵五日市駅 | 
  | 歩程 | 4時間 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者6名、晴眼者14名、計20名(内会友1名) | 
  | 感想 | 満開のミツバツツジの薄紫の絨毯が山を覆い、ニリンソウ・スミレ・水芭蕉・サクラにチューリップとまさに
	お花見山行そのものでした。途中雨に降られましたが、最後には晴れて良かったねと話して帰ってきました。 | 
4月9日(日) のんびりG1 飛竜の滝・鷹巣山(834m)
  | 天候 | 晴れ | 
  | 山域 | 箱根 | 
  | 地図 | 箱根 | 
  | 標高差 | 登り430m、下り530m | 
  | コース | 箱根湯本駅からバス、畑宿から徒歩、飛竜の滝、湯坂道分岐(昼食)、鷹巣山、浅間山、大平台駅 | 
  | 歩程 | 5時間45分(休憩含む) | 
  | 参加人員 | 視覚障害者18名、晴眼者34名、計52名 | 
  | 感想 | 女性登山家田部井淳子さんとそのご家族の参加に魅せられ総勢52名と忘年山行並みの賑わいとなった。
	バス車内では幼稚園並みに人員点呼をする。昼食時には田部井さんとのツーショットあり、会話あり、握手あり。
	枯葉の絨毯下りでは歌声も続いていたが、途中から疲れも出て足並み乱れてのアリの大行進。
	予定より1時間余り遅れたが全員無事大平台駅に到着することが出来た。 | 
4月23日(日) のんびりG1 相模嵐山(406m)サポート講習会
  | 天候 | 曇り | 
  | 山域 | 相模湖東岸 | 
  | 地形図 | 与瀬 | 
  | 標高差 | 230m | 
  | コース | JR相模湖駅から徒歩、相模湖畔広場、ダムサイト、嵐山、ピクニックランド前、相模湖駅 | 
  | 歩程 | 4時間30分 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者14名、晴眼者19名、計33名(内会友2名) | 
  | 感想 | 不安が先行する新会員の私にとって、今回の企画は大変良いタイミングでした。
	この企画は毎年開催して頂きたいと思います。サポートの仕方され方の小冊子を頂きましたが
	何時でも読み返すことが出来るので大変良かったと思います。山中で花が咲いていることをサポートの方が
	教えてくれましたが大変嬉しかったです。 | 
4月26日(水)〜27日(木) 平日山行 山楽G3 蛭ヶ岳(1,673m)
  | 天候 | 26日曇り 27日雨 | 
  | 山域 | 丹沢 | 
  | 地形図 | 秦野、大山、青野原 | 
  | 標高差 | 1,300m | 
  | コース | 小田急線渋沢駅からバス、大蔵から徒歩、二俣、後沢乗越、鍋割山、塔ヶ岳(泊)、
	丹沢山、蛭ヶ岳、姫次、焼山、西野々、焼山登山口、からバスで三ヶ木経由JR橋本駅 | 
  | 歩程 | 13時間55分 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者2名、晴眼者4名、計6名 | 
  | 感想 | 平日山行を定例にと計画したが参加者は視障者2名に晴眼者4名。何か起きたらギリギリだ。
	下見の時に梅雨時以後も蛭が多いと聞き11月から4月に計画変更した。
	雨の中蛭にも逢わず予定通りのコースを歩けて満足。 | 
5月14日(日) 山楽G3 北高尾山稜(562m)
  | 天候 | 晴れ | 
  | 山域 | 中央沿線 | 
  | 地形図 | 八王子・与瀬 | 
  | 標高差 | 累計962m | 
  | コース | JR高尾駅からバス、八王子城跡管理棟広場から徒歩、八王子神社、天守閣跡、富士見台、
	杉沢の頭、高ドッケ、狐塚峠、小下沢林道、日影からバスでJR高尾駅 | 
  | 歩程 | 4時間 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者8名、晴眼者16名、計24名(内会友視覚障害者1名、晴眼者1名、計2名) | 
  | 感想 | 視覚障害者の一人が滑落事故を起こしヘリコプターで病院に搬送されたが、参加者皆さんの
	適切な対応処置と協力に感謝します。会員の高齢化に伴い今回と同じような偶発的な事故が今後も起きる可能性があるため、
	皆で話し合い速やかに対処するためのマニュアルを作っておく必要があると感じました。 | 
5月21日(日) 山遊G2 茶臼山(2,384m)
  | 天候 | 快晴 | 
  | 山域 | 八ヶ岳 | 
  | 地形図 | 蓼科 | 
  | 標高差 | 320m | 
  | コース | 新宿からバス(諏訪インター経由)、麦草峠から徒歩、大石峠、中小場、茶臼岳、
	展望台、茶臼岳、五辻への分岐、五辻、出逢ノ辻、狭霧宛地、麦草ヒュッテ、麦草パーキングからバスで新宿 | 
  | 歩程 | 5時間40分 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者6名、晴眼者15名、計21名 | 
  | 感想 | 快晴と無風の天候に恵まれ眺望を十分に楽しむことが出来ました。
	雪が積もっていて花は見られないかと思っていた所、指差されても分からないほど小さく目立たない
	ヒメイチゲの花が沢山咲いていた見つけた人は偉い。 | 
6月8日(木) 平日個人山行 山楽G3 羽賀場山(774m)
  | 天候 | 曇り | 
  | 山域 | 栃木鹿沼 | 
  | 地形図 | 文挟 | 
  | 標高差 | 545m | 
  | コース | 東武日光線新鹿沼駅からバス、引田岡から徒歩、二十三夜塔、林道終点、
	ハイキングコース合流点、山頂、長安寺、引田岡 | 
  | 歩程 |  | 
  | 参加人員 | 視覚障害者2名、晴眼者7名、計9名 | 
  | 感想 | コースは2つあるがサポートが充実していて天候に不安が無いことから難コースの方を取った。
	道は踏み跡が無く立ち木に赤い矢印があるのみ、雑草を分け深い落ち葉に足を取られ倒木を跨いで登る。
	最後は10m程の急な岩場を2箇所よじ登って頂上に着いた。
	道なき道を行く山行は初めての経験で又山の知識が一つ増えた。 | 
6月11日(日) 山遊G2 金時山(1,212m)
  | 天候 | 雨 | 
  | 山域 | 箱根 | 
  | 地形図 | 御殿場・関本 | 
  | 標高差 | 80m | 
  | コース | JR御殿場線足柄駅から徒歩、ゴルフ場、足柄峠道合流、金時山、矢倉沢峠、仙石原からバスで新宿 | 
  | 歩程 | 5時間30分 | 
  | 参加人員 | 視覚障害者4名、晴眼者14名、計18名 | 
  | 感想 | 朝起きたら天気予報通りの本降りの雨、午後には止むことを期待して家を出る。
	登り出すとチラホラ下山するパーティと擦れ違う。雨の中をご苦労様。変わり者の物好きは
	六つ星だけではないらしい。急登を喘ぎながら登れば雨に濡れる新緑も風情があって心が洗われる気がする。 | 
7月2日(日) のんびりG1  高尾山(599m)
 | 天候 | 薄曇のち雨のち晴れ | 
 | 山域 | 高尾 | 
 | 地図 | 八王子 | 
 | 標高差 | 400m | 
 | コース | 京王線高尾山口駅から徒歩、清滝駅前広場、6号路入口、琵琶滝、大山橋、見晴台下、
薬王院本堂前、1号路表参道、高尾山口駅 | 
 | 歩程 | 2時間30分 | 
 | 参加人員 | 視覚障害者10名、晴眼者18名、計28名(内会友2名) | 
 | 感想 | 前日の雨で道は滑り易く、山道に慣れていない視障者や久し振りの参加者もいて、
ゆっくり時間を掛け楽しくお喋りしながら登った。途中から雨が降り出し流れる水に足を取られて滑るため、
コースを変更したが最後は晴れて食事もゆっくり取れた。 | 
7月8日(土)〜9日(日) 山楽G3 至仏山(2228m)
 | 天候 | 両日とも曇のち雨 | 
 | 山域 | 尾瀬 | 
 | 地形図 | 至仏山 | 
 | 標高差 | 640m | 
 | コース | 8日 西武線東所沢駅からバス、戸倉(泊) 9日 戸倉、鳩待峠、笠ヶ岳分岐、小至仏山、
笠ヶ岳分岐、鳩待峠、戸倉からバスで池袋駅 | 
 | 歩程 | 8時間30分 | 
 | 参加人員 | 視覚障害者7名、晴眼者19名、計26名(内会友5名) | 
 | 感想 | 梅雨真っ盛り台風予報のオマケ付で尾瀬ヶ原巡りに転向をとも心配したが、
全員が雨の重装備をし目は既に山の高みに向いていたため登山を強行した。担当が声を嗄らしてペースダウンを促す程で、
皆明るく元気一杯歩いた。 | 
8月13日(日) 山遊G2 奥多摩・水根沢(沢歩き)
 | 天候 | 曇り | 
 | 山域 | 奥多摩 | 
 | 地形図 |  | 
 | 標高差 |  | 
 | コース | JR奥多摩駅からバス、水根から徒歩、沢入口・休憩所、水根沢、休憩所、水根からバスで奥多摩駅 | 
 | 歩程 | 4時間 | 
 | 参加人員 | 視覚障害者3名、晴眼者11名、計14名(内会友3名) | 
 | 感想 | 最初足首まで水に浸かりながら進む。快適わくわくする。滝を登ると誰もが全身びしょぬれ。
両岸が狭まった谷底は涼しい所か水しぶきで寒くなる。ザイルの準備に時間がかかり途中で引き返したが
初めて沢登りを経験した人達は大喜び「又来年も企画して欲しい」との声多数。 | 
8月25日(金)〜26日(日) 第10回視覚障害者全国交流登山富山大会 室堂平・雄山(3015m)
ソフトコース 室堂平ハイキング
 | 標高差 | 130m | 
 | コース | 室堂ターミナルから徒歩、立山室堂山荘、ミクリガ池、雷鳥荘、地獄谷、室堂ターミナル | 
 | 歩程 | 4時間(休憩含む) | 
 | 参加者 | 視覚障害者4名、晴眼者4名、計8名 | 
 | 感想 | 標高2400mを越える室堂は空気が爽やかに澄み切っていた。
山道は上り下りが細かくあり地獄谷から風に乗って来る硫黄ガスの猛烈な臭いと強い紫外線を受けて歩く。
最後に登りの階段が長く続き気圧の違いを胸の奥で感じた。休憩している時幸運にも雷鳥の姿を見ることが出来た。 | 
ハードコース 雄山登山
 | 標高差 | 1550m | 
 | コース | 室堂平から徒歩、一ノ越、雄山頂上、一ノ越、室堂平 | 
 | 歩程 | 6時間 | 
 | 参加人員 | 視覚障害者7名、晴眼者10名、計17名(内会友3名) 他山岳会含む合計230名 | 
 | 感想 | 登山道は人人人。オマケにこの日は「登山マラソン大会」とあって選手が駆け上がって来る。渋滞に巻き込まれながら少しづつ標高を稼ぐ。常に吹き抜ける涼風と眺望が味方してくれる。雄山を制した感激が心底より湧き上がったが大休止も間々ならず気を取り直して下山。下山もこれまた渋滞、慎重にコース取りをしながら下る。一ノ越小屋前に下り立った時は流石に安堵した。 | 
9月1日(金)〜6日(水) 山熟G4 雲ノ平・笠ヶ岳(2898m)
 | 天候 | 晴れ(6日のみ午後雨) | 
 | 山域 | 北アルプス | 
 | 地形図 | 立山 | 
 | 標高差 |  | 
 | コース | JR池袋駅からバス、富山駅からタクシー、折立から徒歩、太郎平小屋(泊)、薬師沢、
雲の平小屋(泊)、黒部源流渡渉、三俣山荘、三俣蓮華岳、双六岳、双六小屋(泊)、笠ヶ岳山荘(山頂往復。泊)、
新穂高温泉からタクシーで松本 | 
 | 歩程 | 1日目:6時間  2日目:8時間  3日目:9時間  4日目:9時間  5日目:9時間(すべて休憩含む) | 
 | 参加人員 | 視覚障害者1名、晴眼者8名、計9名(内会友1名) | 
 | 感想 | 北アルプス南部を4泊5日で縦走する六つ星としては珍しいロングコース。
天候には本当に恵まれ景色の圧巻は黒部の源流を渡り三俣山荘に登りきった時に広がった槍穂の景観であった。
途中雷鳥が目の前2〜3m近くに現れ視覚障害者もその鳴き声を楽しむことが出来た。
最後の標高差1400mの笠新道の下りは視障者には大変きつかったようである。下山後の温泉では汗を流し、
手足を伸ばして達成感と開放感をタップリと味わった。 | 
9月17日(日) 山楽G3 半月山・社山(1826m)
 | 天候 | 曇り時々晴れ | 
 | 山域 | 日光 | 
 | 地形図 | 中禅寺湖 | 
 | 標高差 | 登り 220m  下り 530m | 
 | コース | JR池袋駅からバス、中禅寺湖スカイライン第2駐車場から徒歩、半月山登山口、半月山展望台、
半月峠、阿世潟峠、社山、阿世潟峠、立ち木観音からバスで池袋 | 
 | 歩程 | 7時間 | 
 | 参加人員 | 視覚障害者7名、晴眼者13名、計20名(内会友1名) | 
 | 感想 | 急な上り坂があったり大きな石がごろごろして足元が気になったが、
木々は紅葉を始め、赤とんぼもたくさん飛んでいて秋の雰囲気を満喫しながら登り続けた。
バスの待つ立ち木観音に着くとそれを待っていたかのように雨が降り始めた。何と幸運な山行きだったでしょう。/td> | 
9月24日(日) のんびりG1 称名寺裏山・野島公園散策
| 天候 | 晴れ | 
| 山域 | 三浦半島 | 
| 地形図 | 本牧、横須賀 | 
| 標高差 | 76m | 
| コース | 京急線金沢文庫駅から徒歩、金沢文庫裏、東屋、八角堂、日向山山頂、称名寺、
憲法草創の碑、野島公園、展望台、弁天島、金沢八景駅 | 
| 歩程 | 5時間5分 | 
| 参加者 | 視覚障害者10名、晴眼者16名、計26名(内会友3名) | 
| 感想 | 爽やかな秋晴れの1日。通行量の多い道を曲がり静かな道に入ると、
民家の庭先から金木犀の芳香が溢れている。この季節には珍しいメジロの鳴き声を聞く。
横浜市内とは思えない称名寺市民の森の散策、不揃いの急な木の階段を登ると町の喧騒が遥か下に聞こえた。 | 
10月1日(日) 山楽G3 滝子山(1610m)
 | 天候 | 曇りのち雨 | 
 | 山域 | 中央沿線 | 
 | 地図 | 笹子、大月 | 
 | 標高差 | 累積1150m | 
 | コース | JR笹子駅から徒歩、道証(みちあかし)地蔵、浜立山、滝子山、檜平、藤沢、JR初狩駅 | 
 | 歩程 | 8時間(休憩含む) | 
 | 参加人員 | 視覚障害者6名、晴眼者14名、計20名(内会友3名) | 
 | 感想 | 初めて山行に参加し少なからず緊張していたが会話も弾みホッとした。自分だけで精一杯のような危険箇所も皆さん声を掛け合い冗談も飛び交い凄かった。下りでは自分が一番こけていた様で恥ずかしかったが、兎に角楽しくあっと言う間の一日だった。 | 
10月21日(土) 山遊G2 斧窪御前山 (523m)
 | 天候 | 曇り | 
 | 山域 | 中央沿線 | 
 | 地図 | 上野原 | 
 | 標高差 | 330m | 
 | コース | JR梁川駅から徒歩、大田峠、39号鉄塔、ヨソ木山、斧窪御前山、JR梁川駅 | 
 | 歩程 | 4時間 | 
 | 参加人員 | 視覚障害者4名、晴眼者10名、計14名 | 
 | 感想 | 標高は低い山が自然の中で昔からの地球を感じた。山の中では誰にも会わず、蜘蛛の巣かきわけ、倒木を跨いだり潜ったり、道標はまるで無く、赤いテープの目印と薄い踏み跡を辿る藪道を歩いて来ました。 | 
10月29日(日) 創立25周年記念 のんびりG1 金毘羅山 (468m)と芋煮会
 | 天候 | 晴れ | 
 | 山域 | 奥多摩 | 
 | 地図 | 五日市 | 
 | 標高差 | 230m | 
 | コース | JR武蔵五日市駅から徒歩、琴平神社、秋川橋バーベキューランド、JR武蔵五日市駅 | 
 | 歩程 | 2時間 | 
 | 参加人員 | 視覚障害者28名、晴眼者43名、計71名(内会友14名) | 
 | 感想 | 6年越し3度目の挑戦でやっと実現。秋空の下懐かしい顔や声が大勢集まった。山頂では10分の休憩後バーベキュー会場へ直行した。30人用鍋2つの芋煮、サンマ塩焼き60匹、その他沢山の差入れにお腹も膨れた所で楽器演奏・歌・踊りと盛大で和やかな芋煮会となった。 | 
11月5日(日) 山楽G2 倉戸山 (1169m)
 | 天候 | 晴れ | 
 | 山域 | 奥多摩 | 
 | 地図 |  | 
 | 標高差 | 570m | 
 | コース | JR奥多摩駅からバス、女の湯から徒歩、倉戸山、熱海温泉からバスでJR奥多摩駅 | 
 | 歩程 | 5時間(休憩含む) | 
 | 参加人員 | 視覚障害者10名、晴眼者19名、計29名(内会友2名) | 
 | 感想 | 下見で迷った道をお約束通り?また間違えるハプニングを体験したが無事山頂に到着。山頂は周りの木々が葉を落とし、木枯らし1号のお陰?で四方の山々が綺麗に見渡せた。 | 
11月18日(土) 山楽G3 金袋山 (1325m)
 | 天候 | 晴れのち曇り | 
 | 山域 | 奥多摩 | 
 | 地図 | 武蔵日原 | 
 | 標高差 | 670m | 
 | コース | JR新宿駅からバス、日原鍾乳洞から徒歩、登山口、タワ尾根、ミズナラ大樹、タワ尾根、一石山神社からバスでJR八王子駅 | 
 | 歩程 | 4時間30分 | 
 | 参加人員 | 視覚障害者3名、晴眼者11名、計14名(内会友2名) | 
 | 感想 | 地図に山名記載が無く殆ど無名の山、チーフ担当者も初体験の山行はミステリーツアーだった。バスから眺める渓谷は真っ青な空に紅葉が映えて輝く美しさ。登山口からイキナリ岩盤に切られた狭い急登の階段と、凹面の斜面をトラバースで登り詰める尾根までがG2。落葉した林間からの眺めがベストシーズンののんびり尾根歩きはG1。尾根口からの下りは要注意の岩場でG3+とバラエティに富んでいた。 | 
12月9日(土) 忘年山行のんびりG1 日和田山 (305m)
 | 天候 | 雨 | 
 | 山域 | 奥武蔵 | 
 | 地図 | 飯能 | 
 | 標高差 | 190m | 
 | コース | 西武池袋線高麗駅から徒歩、日和田山、物見山分岐、高麗駅から電車で東吾野駅、忘年会会場(平栗園) | 
 | 歩程 | 4時間10分(休憩含む) | 
 | 参加人員 | 視覚障害者18名、晴眼者20名、計38名(内会友2名) | 
 | 感想 | 生憎の天気のため日和田山だけに登るコースに変更。下に巾着田遠くに富士山が見える眺望ポイントも、近くの木々の紅葉が白いガスの中で輝いているだけだった。途中で雨も上がり今年最後の紅葉や寒桜を楽しむことが出来た。予定を2時間繰り上げた忘年会は歌あり、ウクレレあり、ベテランの話や新人の話ありで大いに盛り上がった。 | 
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